浜松市東区の小児科・アレルギー科 にしお小児科

 2018年5月 

中耳炎は、大きく分けて2種類あります。急性中耳炎は、耳の痛み(乳幼児は痛みを訴えられないので、長く続く理由の分からない不機嫌)や耳漏(耳だれ)が主な症状です。滲出性中耳炎は、鼓膜の内側に滲出液が貯留(たまる)だけで、痛みはありません。当院では、耳鏡で鼓膜を確認して、耳鼻科での治療が必要な場合には紹介しています。

おむつの中は高温多湿の環境です。細菌や真菌が増殖しやすいため、乳幼児ではカンジダ皮膚炎や細菌性皮膚炎をしばしば起こします。清拭や洗ってもよくならない時は、早めの受診をおすすめします。